診療内容

当院では、骨折や打撲、腰痛、肩こり、関節痛などの整形外科一般診療をはじめ、スポーツ障害、手足のしびれ、骨粗しょう症の検査・治療まで幅広く対応しております。
お子さまからご高齢の方まで、骨・関節・筋肉・神経に関するお悩みは、どうぞお気軽にご相談ください。診察は女性医師・整形外科医の院長が担当しておりますので、女性特有の症状やお悩みも安心してご相談いただけます。
骨粗しょう症
骨からカルシウムが減っていき、骨の中がスカスカになってしまう病気です。ただ最近ではカルシウムの低下だけではなく、骨の質の低下も原因とされてきました。
昔は歳をとったら、骨が弱くまったり、少なくなってしまうのは、しょうがないと思われていました。しかしそれは違います!骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は、予防したり治すことのできる病気です。
事前に対策をしていれば、骨粗しょう症による骨折の確率は低くなります。今からでも遅くはありません、私達と一緒に対策をたててみませんか?
20〜30代の方へ
過度なダイエットや低栄養は、将来の骨粗しょう症リスクを高めます。月経不順や無月経によるエストロゲンの分泌が低下にも注意が必要です。また、妊娠・授乳期に起こる「妊娠後骨粗しょう症」というものがあることも知っておきましょう。
バランスの良い食生活や生活習慣を整えて予防しましょう。気になることがございましたら、お気軽に整形外科へご相談ください。
40〜50代の方へ
閉経前後はエストロゲンの急減により骨密度が低下し、骨粗しょう症リスクが高まります。食事・運動習慣の見直しや定期的に骨粗しょう症検査(骨密度検査)を受け、骨密度が低下していないかチェックすることをおすすめします。
食事や運動などを意識することで、骨密度の低下を防いだり、ゆるやかにしたりすることが可能です。また、骨粗しょう症になってしまったとしても治療法はあります。骨折を予防することが骨粗しょう症治療の目的です。骨密度が低下しても骨折しないような身体づくりに取り組みましょう。
骨の健康をチェックしてみましょう!
(骨粗しょう症チェックシート)
- 最近、背中が丸くなり、腰が曲がってきた気がする
- 最近、背が縮んだような気がする
- ささいなことで骨折した
- 家族に骨粗しょう症と診断された人がいる
- 体格はどちらかと言えば細身だ
- 閉経を迎えた
- 若いころから月経が不順だった
- 喫煙している
- 過度のお酒を飲んでいる
60歳代の約3人に1人は骨粗しょう症と言われています。上記のような症状が気になったら、かかりつけの先生にご相談し骨量の検査を受けましょう。※これはあくまでチェックシートです。これだけで骨粗しょう症の診断はできません。
骨粗しょう症検査(骨密度検査)
骨粗しょう症・骨密度の検査は、さまざまな方法がございます。いずれも痛みはなく、簡単に行えるものですので、お気軽にご相談いただきたいと思います。
・レントゲン検査
主に背骨のX線写真を撮り、骨折や変形・骨粗しょう化(骨がスカスカになる)が進行していないかを確認します。骨粗しょう症と他の病気とを区別するためにも必要な検査です。
・身長測定
25歳のときの身長と比べどのくらい縮んでいるかは、骨粗しょう症の指標になります。
・血液検査・尿検査
骨代謝マーカーという検査により、骨の新陳代謝の速度を知ることが可能です。骨代謝マーカーは血液検査、尿検査によって測定されます。
超音波骨折治療法
当院では、超音波骨折治療器アクセラスを導入しております。
骨折部の治療を促進する新技術です!超音波を、継続的に照射することで、骨折部の治癒を促進する治療法です。
痛み・しびれの出る疾患
テニス肘
テニス肘は、上腕骨外側上顆炎です。
40歳以上のビジネスパーソンに増えています。スポーツの場合は、ラケットを使用するスポーツなどが原因でおこりますが、近年、スポーツをしていない方でテニス肘の患者様が多くいます。
マウスを動かす・キーボードを打つ等の動作は、さほど腱や筋肉を酷使する運動には思えませんが、毎日何時間も続け、それが何年か経つことで疲労が蓄積し、腱や筋肉に炎症を起こし、テニスやスポーツはしていなくても、テニス肘となります。
物を持ち上げるたり、動作した時の痛みでお困りの方、お気軽にご相談下さい。
椎間板ヘルニア
症状は、腰や臀部が痛み、下肢にしびれや痛みが放散したり、足に力が入りにくくなります。 背骨が横に曲がり、動きにくくなり、重いものをもったりすると痛みが強くなることがあります。
悪い姿勢での動作や作業、喫煙などでヘルニアが起こりやすくなることが知られています。
足底腱膜炎
足底腱膜炎は、かかとの腱組織が変性や炎症を起こし、痛みを生じる疾患です。
症状は、足の裏に痛みがでます。
足に負担が掛かる、陸上やサッカーなどのスポーツ選手の病気と言われていましたが、最近は、スポーツをしていなくとも立ち仕事をしている中高年に多く見かけます。
悪化すると痛みで、走行や歩行に支障が生じます。
症状に対する検査・治療はもちろん、予防指導も行っております。些細なことも我慢せず、お気軽にご相談下さい。
関節リウマチ
関節リウマチは、複数の関節に炎症が続き、徐々に関節が破壊されていきます。 早期発見、早期治療が重要な疾患です。高齢者の病気と思っている方も多いですが、 実際は30~50歳代の女性に多い病気です。
こんな症状で悩んでいたり・不安を感じたりしていませんか?
- 朝方に手足がこわばる
- 手首や膝などに、関節痛がある
- 関節が、腫れてきた・むくむ・痛い
- なんとなく手に違和感がある など
リウマチかな?とご心配な方はお気軽にご相談下さい。
専門医の紹介も行っております。
PRP療法
当院は、多血小板血漿(PRP)による治療を行います。PRP療法とは、自分の血液中に含まれる血小板の成長因子が持つ組織修復能力を利用して、人間が本来もっている「自分で治す力」を高めていきます。